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【Interviews】タマさんへの手紙 追伸

ヘアデザイナーをはじめ、さまざまな方面でマルチな才能を発揮するYoshiyukiさん。
猫と暮らすのは初めてというYoshiyukiさんは今、地域猫だった愛猫タマさんと暮らしています。
推定11歳とは思えないほど元気なタマさんは、光り輝く宝石のようなグリーンの瞳で幸せな暮らしっぷりをアピールしていました。
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タマさんとの出会いから現在までを手紙形式で綴ったタマさんへの手紙 前編タマさんへの手紙 後編が話題沸騰ですが、そのあたりについての感想を・・・

「タマさんと暮らしはじめてから、いつか書きたいと思っていたことが1年という節目でやっと書けたという感じです。あれを読んでくださった方が、少しでも生き物を愛することの素晴らしさを感じていただけたら嬉しいですね。もちろんそれは、猫だけじゃなく動物全般に言えることなんですけど。いやぁ、猫と暮らすことなんて現実的にはあまり考えてなかったんですが、タマさんとの出会いは運命で必然だったんだと勝手に思っています(笑)」



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では、そんなタマさんの性格は?

「ひとことで言えば、良家の御令嬢といった感じでしょうか(笑) 本当によくできた子です。もともとの性格なのか、以前飼われていたときの躾なのかわかりませんが、人間社会のルールをしっかり理解した中で自由にしているというか。早朝のひとり運動会と歌自慢は毎日欠かさないという猫らしい一面もありますけどね」



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じゃあ、いたずらはしない?

「はい、まったく。人間の食べ物に手を出さない、トイレの前後にはちゃんと報告する、むやみにいろんなところに上がらない・・・とか。実際、タマさんと暮らすようになって僕が不利益を被ったことは皆無です。なので、我慢してるんだったらもっと自由にしていいんだよっていつも話してるんですよ。ま、僕がいない時にはいろいろ自由にしてるんでしょうけどね(笑)」



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さて、全治2ヶ月超の大ケガを克服したタマさんですが、そのあたりについて何か・・・

「あの時はまさにタイミングでした。いろんな歯車がきっちりと合わさったみたいな。何かひとつが欠けていても今のタマさんと僕はなかったですね。当時からずっとお世話になっている吾妻橋動物病院の方々も本当に良くしてくださって、猫と暮らすことに関してはまったくの素人な僕にいろいろとご教授下さいました。まあ、あの時は何も考えずに無我夢中でしたし、何があってもくじけないぞ負けないぞっていう信念はありましたから。世界で一番幸せな猫にしてやるんだ!って本気で思ってましたしね。なにより、長期にわたる辛い治療をおとなしくがんばってくれたタマさんに感服です」



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それからのタマさんは何か病気などは?

「いたって健康体です。外猫時代は目と鼻が弱かったのかいつも涙目で目ヤニもひどく、だいたい毎日くしゃみ鼻水だったのですが、今はまったくなくなりましたね。大体1ヶ月か1ヶ月半に一度、爪切りと耳そうじに病院に行くのですが、その時に健康チェックも一緒にしてもらっているんですよ。そうだ、もうそろそろ健康診断に行かなきゃ」



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ご飯や食器などのこだわりは?

「最初はいろいろと試してたのですが、だんだん好みがわかって来て、今はモンプチのささみに魚介とチキンのコンソメスープを混ぜたものが一番好きみたいです。ドライはシーバをいろんな種類をとり混ぜて。このごろはロイヤルカナンのエイジング+12も好んで食べますね。あとは、AHCCというサプリメントの猫用を毎回ご飯に混ぜています。僕も知人に勧められて数年前からAHCCを飲んでいるのですが、何年も風邪ひとつひかないのはこのサプリの免疫力アップの効果なんですよ」



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「これ、名付けて”タマさんカフェ”なんです(笑) 食器は、東北の一本杉をくりぬいて作ったという”まんま台”というのを使っています。床に直置きよりも少し高さがあって食べやすいようです。水容器は寸胴型の安定したものがなかったので、”たち吉”のご飯用おひつの磁器を使っています」



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トイレに関してはどうですか?

「いろいろと試した結果、今は花王のニャンとも清潔トイレを使っているのですが、機能的にもデザイン的にもいいですよ。パウダーエリアに置いているのですが、ニオイがまったく気にならないのはすごいですね。タマさんはよく水を飲んでよくオシッコをするので、このトイレが大活躍です」



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タマさんはおもちゃで遊んだりしますか?

「最初の頃は全然見向きもしなかったので、高齢だからかなぁって思ってたんですが、たぶんケガの痛みとかもあってそれどころじゃなかったんでしょうね。今の家に引っ越して包帯が取れてからはものすごく走り回るようになりましたよ。タマさんのおもちゃはたくさんあるのですが、お気に入りはシマシマのネズミとピンクの猫じゃらしです。狩猟本能が剥き出しになります(笑) 夜中にひとりで追っかけ回してるみたいですよ」



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「爪研ぎはタマさんファンの方からのプレゼント。いつもスリスリして私のものよ!ってアピールはしてるのですが、なぜかこれでガリガリはしないんですよね。そのかわり、爪研ぎはリビングのラグで思う存分やってますよ。かなり毛足が長いので気持ちいいんでしょうね。あ、でもこの爪研ぎ、デザインがかわいいのでむしろ僕がお気に入りです」



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あとは何かこだわりとかありますか?

「以前ベトナムのホイアンに旅行した時に、いろいろとお世話になったシルクの工房があるのですが、そこのハンドメイドの刺繍がすごく気になったので、タマさんの写真でオーダーして作ってもらいました。総シルクで完全なオーダーメイドなのでかなり高価になってしまいましたが。完成まで2ヶ月くらいかかったのですが、送られて来たのを見てその細かい描写に感動しました。まぁ、ちょっとふっくらした感じはご愛嬌ってことで。刺繍の大きさはA4サイズくらいなので、これから似合うフレームを見つけるのが楽しみです。でも、結局フレームもオーダーメイドになったりして(笑) あと、一緒に暮らしはじめてからの抜けたヒゲはすべて集めています。これ、愛猫家にとっては常識ですよね?」



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聞くところによると、タマさんは時々お仕事をしているとか?

「はい、タマさんだけにたまに(笑) 今年の春頃から母の入院先に会いに行ってるんですよ。母の希望だったのですが、大ケガを克服して元気になったタマさんのご利益がありますように・・・ということで。やっぱりタマさんには不思議な力があるんですね、あらためて実感しました」



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「タマさんはホントに人間が大好きというか、いい感じに愛嬌を振りまいて人の心を和ませるんですよ。年末年始に帰省した時も、父の部屋でしばらく寛いだら、次は母のそばで同じようにのんびりしたり。そういう性格だから、外猫時代もいろんな人にいっぱい愛されてたんだろうな・・・と」



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では、タマさんにとってYoshiyukiさんはどういう存在に見えているのでしょうか?

「どうなんでしょうね・・・ただの”ご飯おじさん”とか(笑) でも、僕のことをいつも見ているのは確かですね。それは遠くからだったり、すぐそばだったりいろいろなんですが、ただ見ているというより見守っているという感じです。僕が風呂やトイレの時はドアの前で待ってるし、たまにリビングの床に寝てしまった時は気づいたらじーっとそばで僕のことを見つめていたりとか。タマさんは子供を見守る母親みたいな感覚なんでしょうか。ずっと一緒にいても何ひとつ僕の邪魔をしないので、本当に繊細で優しい心の持ち主なんだろうなって思います。ベタベタしすぎず控えめに寄り添って眠る姿とか、たまらなく可愛いですね」



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遡ること今から5年前、それは不動産屋の手違いの時点ですでに始まっていたのかもしれない。いや、手違いも起こるべくして起こったのでは?と思わずにはいられない、そんなタマさんとYoshiyukiさんの出会いの物語。
従順だけど奔放で自由気ままなタマさんのYoshiyukiさんに対する絶大な信頼感、そして程よい距離感でタマさんと触れ合いながら共に歩んでいくというYoshiyukiさんの大きな愛情を、今回お話をうかがう中で感じました。
Yoshiyukiさんの「タマさんにたっぷりの愛情を注ぐことが今までの恩返しだと思っている」という言葉がとても印象に残っています。

タマさんへの手紙 前編
タマさんへの手紙 後編




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Photo : Yoshiyuki Kasamoto
Interview&Edit : MKR (Star News)
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by yossy-kmt | 2013-11-14 01:40 | 出来事

【Birthday】タマさんへの手紙 後編

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(【Birthday】タマさんへの手紙 前編→ここをクリック


タマさんへ

生きていてくれて本当によかったよ。
10歳を過ぎていたってことだったから、思いたくなくても最悪の事態が頭に浮かんでいたのは事実。
左の前脚が見えないって聞いてたし、僕が駆けつけたときもよく見えなくて・・・

その日は夜だったから声をかけるだけにして帰ったんだけど、あなたのことが気になって眠れなかったんだよ。
夜中に何度も様子を見に行こうか悩んだんだけど、怖がらせちゃいけないと思ってじっと夜が明けるのを待ったんだ。

そうそう、あなたが身を潜めていたところ、僕のマンションの隣の廃屋みたいなところだったんだよ。
もっと早く気づいてあげればよかったね。。。

夜明けとともにあなたの様子を見に行ったら、奥のほうでまだ寝ていたよね。
「タマさん、来たよ」って声をかけたら、左前脚を浮かせて不自由に歩きながら「ニャー」って出てきてくれたよね。
もうね、この時を逃がしたら二度と会えないような気がして・・・

無我夢中であなたを抱きかかえたんだよ。

気がついたら、あなたは僕の家の中をパトロールしていたね。
暴れることもなく騒ぐこともなく、ちょっとだけニャーニャー言いながら、気が済んだら僕のベッドの上でじっとしていたよね。
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じつはその時、あなたの左前脚を見て、たいしたことないなって思ってたんだ。
ちょっとケガしてるけど、少ししたらすぐ治るだろうって。

幸いなことに、なぜか数日前に「ふうん、ここに動物病院があるんだ・・・」って近所の病院を見つけていたんだよ。
すぐに電話番号を調べて連絡したんだ、診療開始よりもずいぶん早くにね。
親身になっていろいろと聞いてくれて、すぐに連れてきてくださいってことだったので、あなたを洗濯ネットに入れてダンボールで連れて行ったんだ。
でも、洗濯ネットいらなかったね、自分から入ったし全然暴れなかったもんね。

「今日から僕がこの子の面倒を見ます!だからできることは全部やってください!」
「この子が苦痛を感じないようにお願いします!お金はいくらかかってもかまいません!」


シャンプーや爪切りや耳そうじやノミ取り、血液検査や尿検査もやってもらい、午後からはケガの治療だったね。
先生も消毒だけで済むと思っていたらしいんだけど、肉球が断裂して開放骨折も2カ所、さらに化膿もひどくて予想外に難航するかもって言ってたんだ。

全身麻酔で手術もしたね、よくがんばったね。

あとで聞いたんだけど、もう2〜3日遅かったら切断は避けられなかったらしい。
そして、このまま誰にも見つけてもらえなかったら、化膿したところから菌が全身に廻って、たぶんそのまま・・・
そんなふうに先生が話してくれたんだ。

だから、あの時がきっと最後のチャンスだったのかもしれないね。










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僕の家で過ごす初めての夜、トイレもちゃんとできたね。
きっと痛いはずなのに、騒ぐことなく静かに過ごしていたね。
でも、この時は化膿を完全に取るために傷口を開けたままだったんだよね。










お腹が空いてたのか、ご飯もたくさん食べたね。
最初の日、病院で計ったら体重は2.6kgしかなかったんだよ。
たぶん、一週間ほとんど何も食べてなかったんだね。
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写真を撮ろうとしても待ちきれなかったもんね。










ほとんど毎日病院にかよったよね。
傷の洗浄と消毒も、暴れることなくおとなしくがんばったね。
そういえば、病院に着いてもキャリーの中で固まっていたね。
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でも、帰るときは急いで入ってたよね、「じゃあな!」みたいな感じで。










この頃は、ホントによく寝てた気がする。
食べて寝て、しっかり体力をつけようとしてたんだね。
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おかげですぐに体重は4kg近くになって、みるみる元気になっていったよね。










全身麻酔での手術を2回、その後も驚異的な回復力で、少し余裕が出てきたのか、バンテージを噛み噛みしてほどこうとするようになったよね。
だから、僕はあなたのためにこんなものを作ったんだ。
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これで肘まで届かなくなったんだけど、ちょっとカッコ悪かったから・・・










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ね、よくなったでしょ。










いっぱい病院にも行ったから、先生も看護師さんもタマさんが来るのを楽しみにしてくれてたね。
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看護師のお姉さんにいっぱい甘えてたね。










2012年12月・・・年内にはケガが治って包帯が取れるかもしれないって聞いたんだ。
タマさんのケガが治って、もっといっぱい走り回ったり、日向ぼっこできたり、いろいろ探検できたり・・・
そんな元気いっぱいなタマさんが見たくて、僕は引っ越すことにしたんだ。
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そして、2012年12月25日・・・
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2ヶ月に及んだケガの治療も終わり、晴れて左前脚の包帯が取れたんだよね。
本当によくがんばったね。
きっと毎日お利口さんでがんばったタマさんへの最高のクリスマスプレゼントだったんだよ!










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新しいお家も気に入ってくれたみたいでよかった。(不機嫌そうな顔だけどねw)










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陽射しがたっぷり降り注ぐ、ふわっふわのラグでのんびりしたり・・・










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本気で飛び跳ねたり・・・










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日向ぼっこしたり・・・










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いろいろ自由にやってるね。










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読書もできるし・・・










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おすまし顔も得意だよね。










タマさん、あなたと一緒に暮らすようになって、あなたは僕に大切なことをいろいろと教えてくれたね。
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もう、外にいた頃のように、寒くないし暑くないし、美味しいごはんもきれいな水もたくさんあるからね。

これからも、いつまでも元気でいてくれることを願っているよ。

タマさん、いつもありがとう。





「あなたがその猫を選んだのではなく、猫があなたを選んだのです
あなたがその猫を飼っているのではなく、猫がいつもあなたの傍にいようとするのです」   ジャンナッツ・ドレス






追伸へ続く)
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by yossy-kmt | 2013-11-01 01:25 | 出来事